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スケジュール

Cafe LIVE 2011

BankART LifeⅢ 新·港村の週末の夜を彩るパフォーマンスプログラムBankART Cafe Live。 BankARTにゆかりのある、音楽·ダンス·能·演劇等、 多彩なジャンルの第一線で活躍しているアーティストと公募で選出された若手アーティストたちが登場します。 展覧会終了後の、新·港村の特徴的な空間で、ドリンクを片手に気軽に楽しむ、それぞれ一夜限りの公演です。

8月6日 梅若猶彦
8月20日 友部正人+野村 誠
9月3日 公募プログラム/川崎 歩+前納依里子+木下毅人
9月10日 文殊の知恵熱+テニスコーツ
9月18日 巻上公一+SUNDRUM
11月3日 ARICA
11月5日 off-Nibroll
11月6日 廣田あつ子×中村恩恵

場所:自由広場
主催:BankART1929

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8月6日(土)19:30 新・港村オープニング公演 梅若猶彦 舞囃子「邯鄲」 出演:シテ 梅若猶彦、他

盧生という青年が、凡庸な生活からの脱却を決心し、羊飛山 に住む仙人に教えを乞うために旅に出る。 旅半ば邯鄲市に到着し、青年はある宿屋で休憩し、女主人に勧められた枕で昼 寝をする。青年は皇帝になる奇妙な夢を見る。 全てを手に入れた青年は喜びの余り宮殿内で舞を舞う。そして... 唐の沈既済の怪奇物語「枕中記」を原作とする幻想的な作品 です。 邯鄲とは中国の河北省南部に実在する地名で、始皇帝の故郷でもあります。今回BankART「新・港村」Aゾーンにて舞囃子の形式でこの曲を舞います。

梅若猶彦
能楽師観世流シテ方。大阪府箕面市生まれ。3歳にて仕舞「猩々」で初舞台、初シテ「土蜘蛛」9歳、14歳で初面(はつおもて) 「石橋」(赤)、 それ以降「乱」「実盛」「道成寺」「翁」「安宅(瀧流)」「屋島(大事)」「望月」等々。 劇作家/演出家としても活動し最近では「2010年日本・トルコ友好120周年芸術祭」のプレオープニングやアンカラ国立オペラ座オペレッタ劇場、 イスタンブール国立劇場での現代能劇「レストラン-世界最高の演劇」の作/演出を担当。現在静岡文化芸術大学教授。またロンドン大学客員教授、 プリンストン大学Visiting Artist等を歴任し、現在フィリピン大学ディリマン校客員教授。 2007年「Journées Théâtrales de Carthage Edition 13」受賞。2008年文化庁文化交流使。主な著書に『能楽への招待』(岩波書店)など。

8月20日(土)19:30 アコースティックと言葉  料金:一般前売2,800円/学生・シニア(60歳以上)2,300円/高校生1,800円

友部正人「100パーセントの横浜、100パーセントのニューヨーク」
ニューヨークにいたり横浜にいたりしますが、見ているのは自分の足元だったり、頭の上だったり。 それじゃどこにいても同じじゃないかと言う人もいるけど、それがどうも違うみたいです。 100パーセントそこにいる、と感じられる瞬間はあまりないからです。 ぼくにとって歌はそのためにあるのかもしれません。

野村 誠 鍵盤コンサート「新しい日本と出会うために」
インドネシアでの6ヶ月の滞在を終えた野村誠の帰国後初のコンサート。 インドネシアの新進作曲家Gardika Gigih Pradiptaの「Kampung Halaman」日本初演を含めて、 インドネシアで野村が創作した音楽の数々をソロ演奏でお届けします。また、ポスト震災の日本の空気を肌で感じ、震災を経て変わっていこうとする日本で、 今、ぼくらが何をしていくべきなのか、そのことを語り演奏するつもりです。

友部正人
1950年生まれ。1972年『大阪へやってきた』でアルバムデビュー。 最新作『クレーン』まで23枚のオリジナルアルバムを発表。『退屈は素敵』など詩集を8冊』、『ジュークボックスに住む詩人2』などエッセイ集も8冊刊行。 また、詩の朗読のプロジェクト『no media』も2000年からスタートし、詩の朗読CDのプロデュースやライブも行っている。 BankARTでは『友部正人文化祭』『LIVE! no media 2006『』大岡川 川くだりライブ』などを開催。 現在ニューヨークと横浜を行ったり来たりの暮らし。

野村 誠
作曲家、ピアニスト、鍵盤ハーモニカ奏者。主な公演歴は、葛飾北斎の絵画から江戸時代の音楽を再創造する「野村誠×北斎」、 映像とピアノによる「老人ホーム・REMIX」(映像・上田謙太郎)、「ズーラシアの音」と「アートサーカスの音楽」(横浜トリエンナーレ2005、共作:映像・野村幸弘) 、「お湯の音楽会」(福岡トリエンナーレ)、 「プールの音楽会」(あいちトリエンナーレ)、HughNankivellと日英共同創作「ホエールトーン・オペラ(全4幕)」など。 山下残などのダンス作品や島袋道浩のインスタレーションの音楽も手がける。 『即興演奏ってどうやるの』(共著:片岡祐介)ほか著書CD多数。

9月10日(土)19:30 観客巻き込みナチュラルハイ  料金:一般前売2,800円/学生・シニア(60歳以上)2,300円/高校生1,800円

文殊の知恵熱「ボラボ」 出演:とうじ魔とうじ、松本秋則、村田青朔
あれから3年、我々のブラブラ歩きは続いている。 ここは横浜、世界につながる港町。夜の波止場の岸壁に立ち、船の灯りを見つめて、そっと呼んでみようか、ボラ~ボ!すると、 そこはもう、ここではないあそこ。水面になにかが漂っている。気配こそが音楽なのだ。その意志がアートなのだ。 あなたが来れば、ドラマが始まる・・・あとは待つばかり。

テニスコーツ「ライヴかな?」
会えまして、ありがとう!一番の願いは、きょうもよいひをおすごしください

文殊の知恵熱
音楽家とうじ魔とうじ、美術家松本秋則、舞踏家村田青朔の3人によるパフォーマンスユニット。 一見、とうじ魔が音楽担当、松本が美術担当、そして村田が踊るのだと思われがちだが、そうではない。 ジャンルを浸食しあい、超越する舞台作りに挑戦し、公演活動を続けている。1989年旗揚げ。 1992年代表作「マカロニ空洞説」、2002年日印外交関係樹立50周年記念事業としてインド公演、 2009年結成20周年記念公演「アイニジュウ」など多数上演。BankART出版よりDVD文殊の知恵熱アーカイブス『奇跡の軌跡』発売中。

テニスコーツ
さや(山形)と植野隆司(北九州)のユニット(1996~)、東京在住。 近年までアルバム、ツアー、コラボレーション多数。2011年は、 二人の演奏を大阪で西川文章が録音したアルバム『ときのうた』(majikick)をリリース。年内に、国内外からあと3枚のアルバム発売を予定している。

9月18日(日)19:30 新・ヴォーカリズム  料金:一般前売2,800円/学生・シニア(60歳以上)2,300円/高校生1,800円

巻上公一「MAKIGAMI KOICHI SOLOVOICE」
見えない球をさわる。その印象を声にしていく。球面の変化を捉える。 さわるたびに声の色、音程などを変える。空間をさわっていく球面をさわりながら歩く。歌うように歩く。 箱の中に声を探す。見えない箱がある。手をおそるおそる入れてみる。その感想を声にする。箱の中のものは次々に変化していく。 アバンギャルドヴォーカルのカリスマ的存在。

SUNDRUM「楽園」出演:坪内敦、エリヲ、ワディ、善戝和也、ツダユキコ、大島菜央、亀田欣昌
きらりきらり輝く朝つゆ一つ一つ朝日は昇るよ晴れる晴れる瞳の数だけひかり満ちた一日がはじまる風の中で自由な鳥たちは明日を待たず 誰かに会いにゆく咲いた咲いた見たことない花色や匂いすべてが奇跡だ いつもいつも新しい雲から七つ色の光が射し込むそれの中で二匹のけものはうれしそうに追いかけ回るよ 遊んでいる無邪気な子どもは神々にも似た笑顔で遊ぶよまだ悲しみも多いけれど私たちの楽園へようこそ。

巻上公一
1978年から現在に至るまで、ヒカシューのリーダーとして作詩作曲はもちろん声の音響やテルミン、 口琴を使ったソロワークやコラボレーションを国内外で精力的に行っている。声の音響による即興は、立体派、ダダ、フリーの系譜を継ぐ宇宙派を標榜。 抽象的なアバンギャルドを貫いている。ヴォイスパフォーマーとして、メレディス・モンク、フィル・ミントン、デビッド・モス、 ヤープ・ブロンク、ローレン・ニュートンと交流がある。世界のさまざまなフェスティバルに招聘されている。

SUNDRUM
2010年結成。旅とアフリカを愛する打楽器奏者Ats-Jの呼びかけにより、4人の太鼓族、エリヲ、MAO(Indas&Rocks)、 ワディ(センカヲス)が集まる。その後、田中慶一(Kingdom☆Afrocks,Zungooca)が加入し、ボーカルの善戝和也(大きな鯨)、 ツダユキコ(つむぎね)、ダンサーの石本華江(妄人文明)、大島菜央(つむぎね)、亀田欣昌(妄人文明)が加わる。 次世代型原始人の森の奥からきこえるドラムと歌とダンスのセレモニー。

11月3日(木祝)19:30 ARICA「LOVEGAMELOVE」  料金:一般前売2,300円/学生・シニア(60歳以上)1,800円/高校生1,300円

演出:藤田康城 テクスト:倉石信乃 美術:高橋永二郎 衣装:安東陽子 出演:安藤朋子
恋する女はシーソーに乗る。細長い板の上下とそれに連動する光の明滅が、恋の道行きのたとえ、駆け引きのたとえだと仮定してみよう。 彼女はいまたちどころに滅び朽ちはてても決して後悔せず、いかなる地異にも動じない。これは恋愛の頑なさをめぐるゲーム、 つまり凡人が死の恐懼から逃れ「人でなし」へと変化(へんげ)するための唯一の作業工程である。

ARICA
演出の藤田康城、詩人・批評の倉石信乃、パフォーマーの安藤朋子、音楽家猿山修、テキスタイルコーディネーター・デザイナー安東陽子、 グラフィックデザイナー須山悠里、美術家高橋永二郎、プロデューサー前田圭蔵らを中心としたシアター・カンパニー。 身体とテキスト、音、装置の関係を根底からとらえ直す演劇実験を継続。2005年カイロ国際実験演劇祭で最優秀ソロパフォーマンス賞受賞、 2008年ニュヨーク公演、2010年インド・ニューデリー公演。2009年には越後妻有大地の芸術祭での「BankARTButterflyDream」に出演。

11月5日(土)19:30 off-Nibroll「aflower」  料金:一般前売2,300円/学生・シニア(60歳以上)1,800円/高校生1,300円

振付:矢内原美邦 出演:小山衣美、絹川明奈 映像:高橋啓祐 音楽:ユエン・チーワイ 美術:ティファニー・チュン
美術家ティファニー・チュン(ベトナム)、音楽家ユエン・チーワイ(シンガポール)、off-Nibrollの共同作業によるパフォーマンス作品。 バンコク、ホーチミン、東京での制作、発表を経て、震災以降、いまここにある身体について考えます。

off-Nibroll
ニブロールの映像作家・高橋啓祐と振付家・矢内原美邦によるユニット。主に映像と身体のインスタレーション作品を発表し、横浜を拠点に国内外で活動中。 BankART1929、大原美術館、高松市美術館などでの展示をはじめ、イタリアでの個展、中国・上海ビエンナーレや越後妻有トリエンナーレなどにも出品。 劇場はもちろん美術館やギャラリーなど場所を問わずダンスパフォーマンスも展開し、映像インスタレーションとともに身体と映像の関係性をさぐる。 2005年「第9回文化庁メディア芸術祭」審査委員会推薦優秀作品受賞。

11月6日(日)19:30 新・港村クロージング  公演料金:一般前売2,300円/学生・シニア(60歳以上)1,800円/高校生1,300円

廣田あつ子×中村恩恵「Twosome」
演出・出演:廣田あつ子×中村恩恵
2010年朝倉摂展内のASAKURA BankART Theaterにて初演されたデュエット。 朝倉摂女史の創られた虚無空間に触発され2人の物語がうまれた。 内面を言葉ならぬ想いに埋め尽くされ無言で佇む女と、荒涼たる虚無を内に抱え横たわるもう一人の女。 今回の新たな空間では、二人にはどんな出会いと物語が待っているのでしょう。

廣田あつ子
2年間のNY生活を経て、Dance Company Nomade~sとの創作活動、ヨーロッパ公演ツアーに参加。 ソロとしても実験的なパフォーマンス、リュート奏者高本一郎との共演など活躍の場を広げ、柔軟な精神で独自の世界を深めている。 2004年より自身のプロデュース公演を立ち上げ、「雲の通い路」、「霧ノ衣」、「ひかりの素足」を上演。第1回鎌倉芸術祭参加。

中村恩恵
イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアターにて活躍後オランダを拠点に活動。 2000年オランダGoldenTheaterPrize受賞。2001年キリアン振付「ブラックバード」(さいたま芸術劇場)上演、ニムラ舞踊賞受賞。 2007年DanceSanga設立。 Noism07「Waltz」やNBAバレエ団、野間バレエに出演。ダンストリエンナーレTOKYO2009にてソロ「ROSEWINDOW」などを上演。 「黒い花」(共演:熊川哲也)と「TheWell-Tempered」(共演:首藤康之)で2011年文化庁芸術選奨文部科学大臣賞、および江口隆哉賞受賞。

9月3日(土)19:30 公募プログラム  一般前売2,300円/学生・シニア(60歳以上)1,800円/高校生1,300円

川崎歩「80年代のスピルバーグ」
本を読むように、映像を身体で読む試みを行います。少年時代に好きだった映画を元に振付を行い、 映像の流れを想像しながら踊ることで、その映像とともに感じていた、住んでいた町の空気や時代の雰囲気を、 風景画のようにじんわりお客さんと共有できたらと思います。

前納依里子「人間化」
海を目の前にすると、自分は前世、深海魚だったと思う。昔からそう思う。不思議に思い、深海魚図鑑を購入すると、その異様な風貌に、 ページをめくれないほどの衝撃を受けた。アダムとイブは、どこからやってきたか知らないけれど、自分の直感は正しかったと思った。

木下毅人「Holon」
「ホロン」という部分でありながら全体としての機能・性質をもち、全体と調和して機能する単位、物の構造を表す概念にヒントを得て作品を作っています。 この「ホロン」の概念からは些細で個人的な日常の出来事も世界をも動かすヴィヴィッドで巨大なスケールの出来事とも地続きだという認識を得ます。 平凡な日常の断片を自らの手で拡張、編集、コンポーズしていくことによってヴィヴィッドで魅力的なものに作り替えようと試みます。

川崎歩
アーティストとしてのキャリアを映像制作から始め、2001年から身体による表現を模索。 ダンスユニット”ミネラル”を経て、2006年よりカンパニー”半熟目玉”を軸に作品を発表。南河内の風景をダンスにした「ためいけ」、 味覚を振付したらダンサーのドキュメントになった「どうくつ」、映像を身体で読んでいく方法を試みた「回廊」、神戸・長田の街を人格化した「ぶらウン之助」など、 様々な視点から身体を考える実験を行っている。またウリチパン郡やoorutaichiなどのミュージックビデオの監督も多数手掛けている。

前納依里子
コンテンポラリーダンスを加賀谷香に師事。 2008年より自身の活動に力を入れ始め、これまでにセッションハウスや日暮里d-倉庫等で作品を発表。2011年JCDN「踊りに行くぜ!!II」で、 全国4都市の巡回公演を行う。またクラブやライブハウスでの即興パフォーマンスも精力的に行なっている。 2008年秋田全国モダンダンスコンクールにて、あきたこまち賞受賞。 日常生活で感じる様々な違和感を発端に、社会と人間の関係、生と死などをテーマとした作品を創る。

木下毅人
テクノ、ミニマルミュージックやミュージックコンクレート、即興シーンに影響を受け、2005年頃からトラックの制作を開始。 西麻布Bullet's、吉祥寺FourthFloorやバー、カフェなど都内を中心にライブ活動を行う。ラップトップの低価格化に伴い、 誰でも音をデジタルデータとして容易に扱えるようになった現在、日常にあふれるあらゆる音を素材として遊び、 平凡な日常に潜む魅力的で可笑しくも愛おしい音たちを丁寧にすくいあげ、作品作りを試みる。